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過去の記事から

今、手元に一冊の本がある。例によって図書館から借りてきた本だ。
この本に限らず著者の方には申し訳ないが、オイラは法律の本は図書館から借りることにしている。
音楽CDのアルバムに例えれば理解しやすいと思うが、ヒット曲一曲でアルバムを買ったりはしないだろう。それと同じで参照する部分はごく僅か。だから何冊も図書館で借りて該当する部分だけ読めば充分(何通りもの表現にふれることもできるしね)
で、今、面白いと思っているのはこれ。

【「自力で勝ち取る 訴訟は本人で出来る」 自由国民社 発行】

この本、面白いわあ。
初版が1962年で、2009年つまり今年になって全訂版を出版。ここでサボって、端折ろうかと思ったが…。 著者紹介を見てしまったorz
もう少し続けます。
はしがきによると、この本の出来たいきさつというのがこんな感じ。
若手の弁護士さん3名が雑談してて話題が低額の事件のことになったそうな。仕事の効率を考えると低額の事件は扱いにくい。さりとて低額の焦げ付きで悩んでいる人は多い。焦げ付き債権には暴力団も目をつけている。それでこの本が低額の訴訟をするための初歩の手引書として発行された。
その3名の弁護士さん。
石原豊昭氏。石原輝氏。平井次郎氏。
深くお礼を申し上げます。
特にこの平井氏。もう鬼籍の人である。著者紹介によると、1998年12月逝去とある。そのすぐ前の文「1998年まで弁護士活動を行う」最後の最後まで仕事をしてたんだろうね。
合掌。

【本とは斯くあるべし!】

何故、面白いか?
前半3分の1、訴訟の手続きとともに戦略みたいなことも書いてある。リアルな視点である。
弁護士さんの視点で見た本音が語られている。「技」の紹介もある。
まさにオイラは「わが意を得たり」だね。
例えば、進行編の中、5訴訟戦術の「裁判官も人間である」という項から抜粋。

1)一方の弁護士が、裁判官の教え子や後輩である場合、
  基本的判断を故意に曲げることはもちろんないだろうが、少なくとも訴訟の進行にあたっては親切になりやすい。
2)思想、信条、立場から(本人は良心的なつもりで)偏向することはあり得る。
3)訴訟途中のもつれから、一方的に悪感情や先入観を持ち、心証や訴訟進行上の片寄りが生じることはあり得る。
4)裁判官が、世間のことや法律問題についてすらも間違った知識を持っていることもある。
5)裁判官が、病気、老齢、素質などから記憶力、その他の能力がおとろえ、
  あるいは感情的な傾向が強くなっている場合はある。とくに記憶力と聴力の低下は少なくない。


これ現役で大ベテランの弁護士さんの見解だよ。
オイラが直感と若干の経験で見抜いて、あちこちで(当然、このブログでも)書いているとおりでしょ?

1)は狭い社会での繋がり、コネ、派閥、学閥の問題。(弁護士間での星の貸し借りも含む。相撲界みたいにね。)
2)の立場は「かつての自分の判決」に固辞。また先輩判事の見解を死守。派閥もね。
3)は個人(素人)が悪いんだけど。論理的でない人。過払いでいえば、むしろ中級者(初心者はわからないから、謙虚)
4)は実社会に出たことないから。(逆にいえば、怖い話だね。そんな人がジャッジするなんて、さ。)
5)老害そのもの。この本の初版の頃にはなかった要素だと思う。

まさに正しく、本とは斯くあるべし!
弁護士とは斯くあるべし!



この記事のタイトルは「尊敬に値する人」だった。

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