FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

田原さんが好きっ!


典型的オイラ的記事だ。。。

【「オイラ的未決事項」から改題】

この記事は書き始めは「オイラ的未決事項」というタイトルで「しばし悩む。。。」という書き出しから始まった。
210303判例を原審判決文から読み解くシリーズも終盤であり、最大のポイントである最高裁の判断というものの解析を210122判例に譲ってしまったから、残っているものは2つしかない。
そういう内容で、その2つのうち、どちらを書こうかな? というものだった。
その2つのうちの田原判事の反対意見を簡潔に紹介しようかな? などと考えているうちに、ソチラがメインになった。
いわば「流れるまま…。」


【正しい…。】

田原判事の反対意見を紹介する前に、その210303判例

210303判例


田原判事の反対意見というものは、その判例の中、5P後半から8Pラストまで続く。
その最後の部分 抜粋 ↓

「なお,多数意見は,上記の論理を展開したうえで,最高裁平成17年(受)第844号同19年4月24日第三小法廷判決及び最高裁平成17年(受)第1519号同19年6月7日第一小法廷判決を参照判決として引用する。しかし,上記各引用判決は,いわゆる自動継続特約付の定期預金契約における預金払戻請求権の消滅時効の起算点に関する判例であるが,自動継続定期預金契約における自動継続特約は,預金者から満期日における払戻請求がなされない限り当事者の何らの行為を要せずに満期日において払い戻すべき元金又は元利金について,前回と同一の預入期間の定期預金契約として継続させる内容であることが預金契約上明示されているのであって,本件の如き不当利得返還請求権の消滅時効期間の始期に関する契約の意思解釈に関する先例としては,適切を欠くものというべきである。」

その抜粋の中でオイラが「キーワード」だと思う箇所は
「前回と同一の預入期間の定期預金契約として継続させる内容であることが預金契約上明示されているのであって,」
つまり
「自動継続の特約条項が明示されている」なんだね。
210303原審判決文を分析する限り、証拠として提出された契約書は乙2の第2取引開始時の契約書しかない。第1取引の契約書はない。
ということは、第1取引開始時に締結された契約書に自動継続(あるいは更新)条項がはたして存在していたのか、存在していなかったのか、確かではない。
第2取引の契約書には確かに自動更新条項の存在があることが立証されている。

田原判事の言っていることは、
「肝心なのは第1取引開始時に自動継続の特約条項があったのか、なかったのか、であって、その立証が成されていない。」という指摘なのだよ。


【たった一度の審理で推認】

原審判決文から
7P「まず,証拠(甲10)及び弁論の全趣旨によれば,第1取引の開始当時,被控訴人の作成した基本契約書には,基本契約を自動更新する旨の規定が存在したものと推認できる。」

今までの記事から、210303原審つまり名古屋高裁での控訴審の口頭弁論は一回しか開かれていないことは明らか。
これが何を意味するのか?

本来なら、第1取引開始時の契約書に自動更新条項があったのか、なかったのかを争うのが筋だ。
つまり、
原告「第1取引の契約書にも第2取引の契約書同様、自動更新条項があった筈だ。反論するのなら証拠を出せ。」
被告「…。」
原告「反論できないのなら、第1取引の契約書にも第2取引の契約書同様に自動更新条項の存在を認めるのだね?」
被告「…。」
判事(あー、原告の言い分のほうがまっとうだわ。)
こういうやり取りがあって然るべき。

ところが控訴審は一回しか開かれていない。(たぶん)裁判記録にもない。
これはどう考えたって田原判事のほうが裁判の原理原則に則っている。


【オイラの原理原則】

ただのプロセスにしか過ぎない先の「第1取引の契約書の自動継続条項の確認」なのだが、何故オイラが拘るか?
この原理原則を最高裁の田原判事以外のメンバーが軽んじ、また、名古屋高裁が安直に訴訟を思考停止したまま垂れ流すってのは、ある意味、司法の敗北だ。
要するに、
「過払い訴訟が多過ぎて、まともに向き合えないのだ。」
大量生産出来るように、スタンダードを落としただけなんだね。

本来、原告と被告とは対等だ。
個人対大企業であっても、訴訟においては、原告と被告とは対等であり、平等に扱われるべきだ。
しかしながら、利息制限法の立法主旨云々は弱者保護である。
過払いに関しては、まず訴訟のスタート地点から原告寄りというスタート地点に立っている。
でもね、ここのところの原理原則の省略は「オイラ的には」有り得ない。田原判事も「有り得なかった」のだろう。

はっきり言って、第2取引の契約書の自動更新条項の存在は第1取引の契約書の自動更新条項とは関係ない話だ。
そこから、どう論理を展開させていくかが訴訟の鍵だ。
その鍵がないのに宝箱を開けることを許す。
これは司法にとってはパンドラの箱。
最初に飛び出したのは希望かもしれないが、次からゾロゾロと這い出てくるものは…。
スポンサーサイト

theme : 過払い金を取り戻そう!
genre : ファイナンス

comment

Secret

プロフィール

野良115

Author:野良115
初めまして! 野良115です。

つ⌒スプーン

カテゴリ

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カレンダー

10 | 2018/11 | 12
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

カウンター

シチュー引きずり回し

黒メイド時計

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。