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第2ラウンドのゴングが鳴る

全盛期の北別府(広島の投手)はストライクゾーンを4分割して投げていた。
「おおきく振りかぶって」略称「おお振り」の主人公はストライクゾーンを(なんと!)9分割して投げている。

この210303判例を原審判決文から読み解くシリーズも丁寧な配球を心掛け、分割して投げている。。。つもりだ。
やっとこさ、控訴審、つまり210303原審の解説に入る。


【新展開!】

210303判例の一審岐阜地裁と控訴審名古屋高裁とではガラリと局面が変わる。
「+1」つまり弁護士が「一連一体」を持ち出しただけで、敗訴から勝訴へと戦局があっさりと変わる。
210303判例の案件については、弁護士という呼称より「専門職」という呼称の方がふさわしい。まさに専門家であり、職業人(=プロフェッショナル)の仕事振りだ。


【嬲る】

「嬲る」という漢字がある。「男」「女」「男」で男女男だ。確か「女」「男」「女」という漢字もあったと記憶している。字面がエロいとは思うが…。

この漢字に習うのなら、一審岐阜地裁はこんな感じ↓

「被告法務担当」「原告(=素人)」「岐阜地裁判事」

誤解をされると困るのだが、被告(法務担当)及び岐阜地裁判事にはほんの少しでも「負」のイメージを持って貰っては困る。
被告(法務担当)と岐阜地裁判事は淡々と己の職務に忠実だっただけ。
控訴というものは原告が判決に不服だと思うから控訴するだけのことで、210303判例の一審岐阜地裁では判事の落ち度、すなわちミスジャッジの要素は一切ない。被告が淡々と時効を援用して(時効の要件を満たしているから当然)、判事が認めただけのことで、判事には認めないという理由がなかっただけのこと。

ほんでもって、控訴審はこんな感じ(漢字かな?)↓

「控訴代理人弁護士」「被告」「控訴審名古屋高裁判事」


【プロの御技】

専門職は専門家でプロならではの手腕を見せる。

「第一取引と第2取引は一連一体の契約である。」この主張だ。

原告には「特段」第一取引を終了解約させた記憶はない。事実もない。そこら辺の事情は証拠から明らか。

原審判決文7ページ冒頭から
「まず,証拠(甲10)及び弁論の全趣旨によれば,第1取引の開始当時,被控訴人の作成した基本契約書には,基本契約を自動更新する旨の規定が存在したものと推認できる。」

2010.03.31 (Wed)の記事「続・210303原審分析」で明らかにしたように、原告側の手持ちのカードには契約書はない。
では、この「甲10」とは何か?
陳述書だな。
タイトルをつけるのならば「第1取引開始時の状況についての陳述書」あるいは「第一陳述書(初回契約時の状況について)」かな?

(115注:この「第一」とは陳述書の通しナンバーみたいなものである。)

ついでに、そろそろもう一回リンクさせておく。

210303原審判決文

「一連一体でない」こう被告が反論するのなら証拠を提出しなければならない。
だから、被告は分断を証明出来る、そう思って、「第2取引の契約書」を提出した。
それが乙2の極度借入基本契約書。
乙2という証拠は控訴審から提出された。だって一審岐阜地裁では提出する理由がないから。

この、被告自らが自分の主張を立証できると考えた証拠の中の「自動更新条項」というものが、まさに一連一体を証明するのだな。

専門職の狙いはココなんだね。
流石に第2取引の契約書は提出しないわけにはいかないから。


【余談の話で横道に】

余談だが…。
2010.03.31 (Wed)の記事「続・210303原審分析」で指摘した「遅くとも」この表現がないことについて。
こういうミスはしてはいけない。
何故なら先の小項目に書いたような専門職の技、いわば「ひっかけ」のような技が使えないから。
原告が「遅くとも」という一文を入れなかったから、原告と被告の間の争点は一つ減ったことになる。
しかしながら、被告が自分に有利になると思って第1取引の契約書を提出しようと考えても、提出すると第1取引の始期という争点が復活してしまう。
被告は自由に泳がせて、被告に材料を提出して貰う。そのほうが賢い。(とオイラは思う。)


【敏感な人、気付いた?】

ここまでの説明で、敏感な人は「?」と感じると思う。
オイラも少なからず違和感があった。
というのも、コレ↓

原審判決文から抜粋 ↓

「なお,上記平成7年12月10日の完済時までの取引(以下「第1取引」という。)における控訴人の会員番号は,5110-02217であり,上記再開後の取引(以下「第2取引」という。)における控訴人の会員番号は5135-12554である(甲1)。」

オイラは、原告は一審で証拠を全部出したと書いた。
一審では第2取引には一切触れなかったとも書いた。
これは甲1が証明する事実(「第1取引の会員番号」と「第2取引の会員番号」)と相反する考え(ん!? 読みかな?)だ。

何で??? と思ったが、たぶん、控訴審の過程で証拠を差し替えたのだろうね。
被告から異議が出ない限り、問題ないから。
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