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「ム」責任にも寝ちまった

タイトルの「寝ちまった」とは「どこかの人妻と…」ではない。睡眠だ。睡眠だ。。。

前回の記事の続き。。。

【キーワード:コミットメントライン契約】

コミットメントライン契約とは


借入人が金融機関に対して融資の依頼をすると、金融期間は借入人の信用状態の審査を行い、その審査結果によって融資可能と判断した場合にはじめて資金を調達することが可能となります。しかし、急な資金需要が発生し、このような審査による期間が入ると間に合わないケースも存在します。
このようなケースを想定して、金融機関と借入人との間で、あらかじめ一定の枠内でいつでも必要な資金を借入れることができる契約を締結する場合が存在します。この契約が「コミットメントライン契約」です。
すなわち、「コミットメントライン契約」とは、貸付人が手数料(コミットメント・フィー)を徴求することで、借入人に一定期間、一定の融資枠を設定し、その範囲内で借入人は借入を行う権利を取得し、貸付人は貸付を行う義務を負担する契約をいいます。
ここで、通常の貸付と異なる点は、
貸付人が貸付を行う義務を負う
貸付を行っていないのに手数料が発生する
という点です。

貸付前に手数料が発生する点については、日本で「コミットメントライン契約」が根付かなかった理由とされています(参考:きんざい『シンジケートローンの実務』)。

日本では、金利の上限を規定する法律として、「出資法」と「利息制限法」という2つの法律があります。この2つの法律の金利差(グレーゾーン金利=出資法の上限金利>利息制限法の上限金利)を利用して貸付を行っていたものが、消費者金融です。

「コミットメントライン契約」では貸付を行わなくても手数料が発生しますので、
例えば、『60億円のコミットメントライン契約(期間:1年)を締結していて、1%の手数料を徴求した場合』、 60百万円の手数料が発生しますが、これは利息制限法の上限金利である15%で単純に計算すると、年平均残高が400百万円(60百万円÷15%)以上なければ利息制限法違反となってしまうと考えられていました。
この問題点があり、欧米で広く一般化していた「コミットメントライン契約」が長く日本に根付くことがありませんでした。

1998年3月にシティーバンクが日本電気向けにシンジケートローン方式のコミットメントライン契約が、出資法・利息制限法のみなし利息には当たらないと実施した第1号案件のようですが、その後1999年3月29日に「特定融資枠契約に関する法律」が施行され、「コミットメントライン契約」が出資法・利息制限法のみなし利息に該当しないと広く日本で認められるようになりました。

シンジケートローン契約等で、「特定融資枠契約に関する法律」に関する記載が見られるのは、『利息制限法の対象ではない契約ですよ!』とはっきりさせることが目的です。

書式


でもって、コイツが正式な「純然たる諾成契約」によって成立する金銭消費貸借契約。おまけに「双務契約」だよ。
学者サンたちの言う「諾成的金銭消費貸借契約」っていうのは、まさにコイツじゃないの?


【某サラ金の基本契約書】

オイラの手元にある某サラ金の金銭消費貸借契約書。
名称は「金銭消費貸借基本契約書(控)」だ。(もちろん、「 」はない。)

向かって、左上に 金銭消費貸借基本契約書(控) 、その下に 契約日 。
金銭消費貸借基本契約書(控)と 契約日 の右隣(つまり、右上)に 契約番号 。
契約日 の下に 借入限度額 その横には 債権者の表示欄(これは印刷されている)。
つまり、こんな↓レイアウトだ。

基本契約書 契約番号
契約日
借入限度額 債権者の表示欄

その下には左右ぶち抜きで 債務者の氏名、住所 を書くマスがあり、そのすぐ下には 連帯保証人 連帯保証人の住所 と続く。

ここから下が具体的な契約内容。
まず左半分。
上から

まず「上記の通り定められた借入限度額の範囲内で繰り返し負担する金銭消費貸借債務に関し、下記返済要項及び契約条項を承認し、誠実に履行します。」との文言。
その下、枠の中に返済要項。返済要項の下、左半分には 受領年月日、受領者署名欄(日付の下)。
返済要項の下、右半分には、発行者の名称、住所、電話番号のゴム印、その下には お振込み先の 銀行支店名、口座番号、振込み先の名称。

次、右半分。
すべて契約条項。

まあ、こんなレイアウトだ。


【双務の「務」はどこいった?】

オイラはそこそこ契約書というものは見慣れている。…。つもりだ。
契約当事者双方の表示が「甲」「乙」というのが普通だと思っている。
ところが、この基本契約書は「債務者」「債権者」だ。つまり、「片一方の債務」しか想定していない。
おまけに
「上記の通り定められた借入限度額の範囲内で繰り返し負担する金銭消費貸借債務に関し、下記返済要項及び契約条項を承認し、誠実に履行します。」これが、この契約の骨子だろ?
「貸す義務」など、どこにもない。

さらに、契約条項の中、第3条。

第3条(借入限度額の承認)
債務者の借入限度額は、本契約書記載の額とします。但し、この限度額にかかわらず債権者の都合により、限度額の減額若しくは貸出しを中止されることがあることを承認します。

この契約のどこが「双務」なんだい?



コミットメントライン契約と比較した場合、明らか。


学説でいうところの「諾成的金銭消費貸借契約」とはコミットメントライン契約のこと。
サラ金で使っているのは、所詮、「似非諾成的金銭消費貸借契約」に過ぎない。
その実体は、金銭消費貸借契約を目的とする無名契約。(つまり諾成契約ではあるが、金銭消費貸借契約ではない。)

コミットメントライン契約だって、どんなものかもわからない。
ただの利息制限法を骨抜きにするために金融界が必死こいて導入したがっているだけかもしれない。

オイラはコミットメントライン契約ってのは金融界にとっては有利な契約だと思う。

貸し倒れリスクの高い顧客にはそれなりの手数料で対応すればいいのだから。
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